4200万年前のペンギンの化石、ペルーで発掘
(読売新聞 - 06月26日 12:30)
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熱帯ペルーで発見された新種ペンギン「イカダイプテス・サラシ」の頭骨化石(上)。推定体長は約1.5メートル。下は、同国に現在生息する唯一のペンギン種の頭骨(白線は1センチ)(米科学アカデミー紀要提供)(時事通信社)
熱帯の南米ペルー沿岸部の別々の地層から、約4200万年前と約3600万年前に生息していたとみられるペンギンの化石が見つかった。
米ノースカロライナ州立大などの研究チームが発掘した。これまで考えられてきたよりも数千万年古く、温暖地域に生息したことを示す成果で、ペンギンの進化の歴史をたどる手がかりになりそう。米科学アカデミー紀要電子版で26日、発表した。
研究チームによると、約4200万年前のペンギンは、見つかった骨の大きさなどから、現在のキングペンギン(体長約90センチ)と同程度の体長 と推測されるという。一方、約3600万年前のペンギンは、体長が現在のコウテイペンギン(同1・2メートル)よりも大きい1・5メートルの史上最大級と みられる。ヤリのような形状の長いくちばしに特徴がある。
定説では、ペンギンが、南極大陸など寒冷な気候を脱し、赤道付近まで生息域を広げたのは、400万~800万年前と考えられていた。
(2007年6月26日12時59分 読売新聞)